ネットの狭間から

「いっちょやってみっか」くらいの気持ちでスタート。基本的にサブカル寄り。

ロボティクス・ノーツ DaSH 感想

発売日に買ったはずだけど、しばらく放置されていた『ロボティクス・ノーツ DaSH』をようやくクリア。

科学アドベンチャーシリーズは毎回一気に進めようと思えるくらいハマっていたはずだけど、どうして今回はここまで気が乗らなかったのかについて、反省も含めてまとめていく。

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ロボティクス・ノーツ DaSH

 

 

 思っていたものと何か違った

本作は『ロボティクス・ノーツ』の続編に当たるゲームだけど、実際に蓋を開けてみたらファンディスクのような印象を受けた。

つまり『CHAOS;HEAD らぶChu☆chu!』『STEINS;GATE 比翼恋理のだーりん』『CHAOS;CHILD らぶchu☆chu!!』のようなものだ。

もちろん実際にはそうじゃなかったのだけど、どうにもぬるいと言うか「各キャラはその後こんな感じでやっています」ってだけのような印象を受けた。 

 

各ファンディスク作品も、そういうものだと割り切ってプレイする分には良いのだけど、正当続編としてのあれこれを期待していただけに肩透かしを食らったような気持ちになったことが一番の原因だと考えられる。

 

もうちょっと科学してくれ系シナリオ

やる気が出なかったもう一つの原因は、それぞれのキャラシナリオが人間としての成長をメインにしたもので、科学要素があまりなかったこともあると思う。

自分の中で「そういうもの」とスイッチを入れていたら問題なかったのだろうけど、電磁波照射装置がちょっと頑張るくらいの科学要素は、作品自体に引き込まれる要素として弱かった。

 

でもあらためて思い返してみれば、昴ルートや淳和ルートは良かったと思う。

逆にフラウルートや愛理ルートは、そんなに引き込まれなかった。

 

綯ルートはどうしてもシュタインズ・ゲートに関する情報開示を期待してしまうため、上記キャラのルートとは最初から期待の方向性が異なっている。

キャラ自体は好きなのだけど、綯のルートと言うにはちょっと弱さを感じたので評価は少し下がった。

種子島メンバーの一員として明確な意思表示を見られたのは良かったけど、現在に至るまでの描写はどうしてもラボメンたちとの絡みを含めて見たい気持ちが強い。

 

そして上記キャラのルートを終えて解禁されるあき穂ルートだけど、ここでようやくメインの話が進んでくれたかという気持ちに。

他のルートではそれぞれのキャラがメインになるから、どうしても海翔とあき穂の関係はオマケ状態になってしまうので、ようやく二人が前に進む姿を見せてくれてモチベーションが一気に回復。

あ 

それにしても、このルートに入るまでみさ希との面会をしなかったのは、さすがに出し惜しみ過ぎた気がする。

 

はたして誰が主人公なのか

本作をプレイしていてモヤモヤしたのは、一人称視点だけどそのキャラがころころ変わるところ。

主人公ポジションのキャラがいないシーンを描くなら必要なことだけど、タイトルからすればダルが主人公だけど海翔視点との転換が激しすぎるので落ち着かない。

前作主人公である補正のせいもあってか、物語の中心にいるのは誰なのかがわかりにくかった。

 

 ダブル主人公ものと言ってしまえばそれまでなのだけど、これまでの科学アドベンチャーシリーズとは違うためなじまなかったのだとは思う。

 

この作品は、次の大きな展開を予感させるもの

ここまで色々と書いてきたけど、結局プレイして良かったのかどうかで言えば間違いなく良かった。

あき穂ルートを進めるまであまり気分が乗らなかったことは問題だけど、そこからは一気に進めようという気持ちになれて、最後のダルルートを終えてからはこのシリーズへの期待がさらに高まっている。

 

オカリンこと鳳凰印凶真がチャットだけで出てきただけでもテンションが上がるあたり、自分の中で科学アドベンチャーシリーズはシュタインズ・ゲートありきなのだと再認識させられた。

そして作中でのダルが匂わせていたモノローグやエピローグでこれからについて提案した部分で、このシリーズはここから大きく動くのだという期待も大きくなった。

 

これまでのシリーズはそれぞれキャラデザインが異なるので、どの作品を中心に統合するのかは気になるところだけど、シュタゲキャラが関わる次の作品が出たらもっと深いところへ踏み込んでくれるのではないだろうか。

 

完全版について未だに音沙汰がないオカルティック・ナインや新作がなにで出るのかもわからないアノニマス・コードも最終的には科学アドベンチャーシリーズになるようだけど、これから先もシリーズを追い続けていくのだろうな。